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新築マンションを購入したものの、実際に住んでみると不便だったり住み心地が良くなかったりなどの理由で、売却を検討中の方もいらっしゃるでしょう。

しかし、新築マンションは売却に向いているのか、気になるところです。

また、新築マンションを売却する際は、どのような点に気をつけるべきなのでしょう。

本記事では、新築マンションが売却に向いているのか、売却する時の注意点などについてご紹介します。

1.新築マンションは売却に向いている?

マンションは、築年数が新しいほど人気の高い傾向があります。

では、新築マンションは売却に向いているのか解説しましょう。

1-1.新築マンションは売却しやすい

新築マンションは、不動産市場において売却しやすい物件です。

そのため、売却に向いているといえるでしょう。

古くなるほど価格は下がっていくため、新築マンションが最も高く売りやすい物件になります。

1-2.オーバーローンの可能性

新築マンションは高値で売却しやすい物件ですが、フルローンで購入した場合、オーバーローンになる可能性があります。

オーバーローンとは住宅ローンの残債が、売却価格で補えない状態です。

そうなると、不足分を現金で補えない限り、新築マンションの売却はあきらめざるを得ないでしょう。

オーバーローンにならないよう、できるだけ高値で売却する必要があります。

1-3.怪しまれやすい

新築マンションは売却向きですが、入居してすぐに売りに出した場合、何か問題があるのではと怪しまれることもあります。

未入居のまま売却する場合は、投資目的で売却すると理解されますが、自宅として住んでいた場合は、訳あり物件と思われるかもしれません。

2.新築マンションを売却する際の注意点

新築マンションを売却する際の注意点は、次の3つです。

2-1.相場よりも少し高めの価格設定

新築マンションを売却する際は、相場よりも少し高めに価格を設定しましょう。

通常、不動産売買では買主から値引き交渉を受けることがほとんどです。

最初に設定した価格で売却できるケースは少ないため、少し高めに設定してください。

ただし、高すぎても買い手がつかないため、価格相場を知り、適切な価格に設定することが大切です。

2-2.値引き交渉には慎重に対応

新築マンションを売却する際の注意点は、値引き交渉に慎重に対応することです。

早く売りたいからと、買主に言われるがままに値下げしては、叩き売りになってしまいます。

下げすぎてしまっても、問題があるから早く手放したがっているのだと、不審に思われてしまうでしょう。

値引き交渉をする際は、値引きの根拠を明確にして下げることが大切です。

あらかじめ、ここまでしか値下げしないと決めておき、限度を超えない程度で値引き交渉に応じてください。

2-3.売却理由はきちんと伝える

売却理由をきちんと伝えることも大切です。

買主から売却理由を聞かれたら、うそをつかずに真実を伝えましょう。

言葉を濁したり、適当な理由をつけたりすると、問題がある物件だと怪しまれる可能性があります。

また、問題があり売却する場合も、正直に伝えてください。

問題があるのを黙っていて、後で発覚した場合、トラブルに発展してしまいます。

3.新築マンションを高く売却するコツ

新築マンションを高く売却するコツは、次の3つです。

3-1.複数の不動産業者で査定

新築マンションを高く売るコツは、複数の不動産業者で査定を受けることです。

それぞれの不動産業者によって査定額は異なるため、1社の査定だけでは、適正価格か判断できません。

複数の業者から査定を取ることで、大体の価値を把握できるでしょう。

3-2.マンションの売却が得意な不動産業者を選ぶ

マンションの売却が得意な業者を選ぶことも、重要なポイントです。

不動産業と言っても、売却や賃貸、管理などさまざまな業務があります。

いくつもの業務を行っている業者もあれば、1つの業務を専門で行っているところもあります。

さまざまな業務をする業者の中から、マンションの売買実績が高い業者を選ぶのがベターです。

マンションの売買の実績がある業者は、売却のノウハウがあるため効率的に売却できる可能性が高く、適切なアドバイスももらえます。

3-3.余裕のある売却計画

新築マンションを高く売却するコツは、余裕をもって計画を立てることです。

売却にかかる期間は、通常3か月ほどです。

しかし、それより長くかかることもあるため、半年ほどに設定して計画を立てる必要があります。

高く売却したい場合、高値で購入してくれる人が現われるまで待たねばなりません。

時間がないと、最後は価格を安くして売却することになります。

余裕をもって売却計画を立ててください。

4.まとめ

新築マンションを高く売却するには、複数の不動産業者で査定をして適正売却価格を知り、余裕をもって売却計画を立てることが大切です。

値引き交渉も慎重に応じ、満足できる価格で売却してください。

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